審美歯科

目指すのはメタルフリーの口腔内

口腔内

和田デンタルクリニックでは、2012年より「NEW審美」をテーマに掲げ、患者さまに「白い歯・美しい口元」を提供する取り組みをしております。

さらに「健康で快適な生活と心豊かな人を提案する」ために、最近話題となっている歯科金属アレルギーの治療として、口腔内詰め物・被せを金属よりも安全で審美性に優れたジルコニア(人工ダイヤモンドにも使われている素材)で提供しております。

金属アレルギーについて

歯の詰め物・被せ物が原因で『金属アレルギー』になる事をご存知ですか?

歯科で使用される金属はいろいろありますが、これらの金属イオンが時間をかけて少しずつ溶出し全身に広がることで、アトピーなどのように体が反応して金属アレルギーを引き起こすことがあります。もちろん必ず症状が出るわけではないですが、患者さまの生活環境、ライフスタイルにより症状が悪化することも否めません。

金属アレルギーには大きく分けて『接触性アトピー皮膚炎』と『難治性アトピー皮膚炎』があります。『接触性アトピー皮膚炎』は金属が触れているところがかぶれたりする症例です。『難治性アトピー皮膚炎』は歯科金属により、口腔内よりむしろ全身様々な皮膚症状が現れる症例です。

アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、掌蹠膿疱症、蕁麻疹など難治性の皮膚炎に苦しんでいる人の中には、原因がわからず、処方された薬を服用してもなかなか完治しない場合は、もしかすると原因が歯科金属にある可能性があります。

また、口腔内に浸出する金属イオンが原因で、歯ぐきが紫色になったり、ピリピリ感があったり、身体に湿疹が出たりすることがあります。

保険適用の詰め物・被せ物

詰め物・被せ物

日本の歯科医療制度は現在に至るまで、保険治療で被せたり詰めたりする材料は金属がほとんどです。使用されている金属は銀パラジウム(12%)・銀合金等です。

その成分は、

  • パラジウム(金 : 12%・パラジウム : 20%・銀 : 46%・銅 : 20%・その他(亜鉛・イリジウム2%)
  • 銀合金(銀 : 65 %・錫 : 20%・亜鉛 : 15 %)です。

一般的に自費で使用されている金属はゴールドや白金です。それでも身体には違和感がある場合があり、金属イオンは体内に蓄積されています。症状の出る方もいれば全く出ない方もいます。またその症状は様々です。

治療としては、まず口腔内から金属を除去することが先決です。

歯科金属アレルギーの治療として、口腔内から金属を除去し、その後は安全で審美性に優れた材料(ジルコニア)で口腔内を修復(詰め物・被せ物を取り換えること)が大切です。

治療内容・費用

審美歯科治療とは、天然歯のように自然で美しい口元を作ることを目的とした治療です。しかしながら、見た目の美しさの回復は、歯や歯茎の健康はもちろん、咬み合わせなどの正常な機能を持続させることにも貢献しています。

主な治療として、歯を削らないホワイトニング、セラミッククラウン・インレーによる修復治療と、表面だけを削るラミネートベニヤなどがあります。様々な目的・処置方法がございますので、審美歯科治療にかかる治療費は、治療法により大きく異なります。

施術の価格 ホワイトニング料金¥33,000(税込)〜ジルコニア料金¥110,000(税込)
※治療内容によって異なります。
施術のリスク
副作用

ホワイトニング

ホワイトニング剤の刺激により、歯がしみる知覚過敏の症状がおこる可能性があります。

オールセラミッククラウン

金属などのインレーやクラウンと比べると、ジルコニア・エンプレスは強度が若干劣ります。

セラミックインレー

部分的に削った箇所に装着するため、歯を削る量が比較的多くなります。

ラミネートベニア

強い力のかかる臼歯部などに装着すると、割れてしまうことがあります。

ハイブリッド

ジルコニアとエンプレスの中間素材として使用します。強度は劣りますが審美性は良好です。

福山先端デジタルンティストリー
CAD/CAMセンターの設置

和田デンタルクリニックでは、治療用CAD/CAM装置を導入したことに併せて、専用の技工室を「福山先端デジタルンティストリーCAD/CAMセンター」と名付けて、院内に設置しました。このCAD/CAMセンターを設置したことにより、当院では今後すべての詰め物、被せ物をジルコニアで提供することが可能となりました。

患者さまに満足していただくために、スピーディーかつ安全で美しい被せ物を、適正な価格で提供していきたいと思っています。

CAD/CAMセンター

CAD/CAMセンターについて