インプラント

当院とインプラントの歴史HISTORY

インプラント

当院は1980年以来インプラント治療を行っております。多くの試練を克服し、経験と実績を重ねて現在の先進的なインプラント治療方法を確立し、患者様のご要望にお応えできる医院となりました。

日本にインプラントが導入され40年以上になります。現在ではインプラント治療は歯科治療に欠かすことは出来ない治療方法ですが、それは1つのパーツにすぎません。ですから本当にインプラントが必要かどうかをしっかり検討し最善の方法を選択する必要があります。

特にインプラント治療を希望される患者様は徹底した歯周病治療が不可欠です。歯周病が治癒し口腔内環境が整った状態でインプラント処置が行われなければインプラント治療を成功に導くことは出来ません。

なぜなら歯周病は感染症ですから、インプラントへの感染はまぬがれません。その後のメンテナンスが長期にわたり大切であることをご理解頂きたいと思います。当院ではインプラント治療をされる患者様の歯周病治療を徹底いたします。

歯周病について

治療内容・費用

インプラント治療は、従来の入れ歯やブリッジとは違い、天然歯のように美しくしっかりと咬める歯を取り戻す治療法です。失った歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯を装着します。健康な歯を削ることはありません。

施術の価格 インプラント(1本)¥286,000(税込)
※1年未満・・・100%以降1年経過毎に10%ずつ負担増し
施術のリスク
副作用

インプラント治療は必ず外科治療を伴うため、術後の疼痛・咬合痛・腫脹や出血などを生じる事があります。施術時、静脈内鎮静麻酔を行う場合、一時的にふらつきが生じる事があります。上部の人工歯や土台(アバットメント)が外れたり、欠けたりゆるんだりする事があります。

また、インプラントも歯と同様に周囲の骨は歯周病のように吸収を起こすリスクがあるので、術後のメインテナンスは必須です。

インプラントを受ける方へアドバイスADVICE

当院は、インプラント治療を開始してから45年目となります。
最新の機器や技術を導入し、一人一人に合った治療を提案しています。
ご興味のある方は、お気軽にご相談ください。

3次元画像診断で、
より確実な手術を目指します。

当医院では、科学的な確証に基づいた手術を行うために、CT装置を導入し撮影した画像を用いて骨形態を正確に把握し、
インプラントの埋入位置の検討を行う事で、安全性と審美性を考えた安心できる手術を実現します。

3次元画像

熟練の治療技術で、患者様の身体的・精神的負担を軽減します

当医院での実際のインプラント手術は、少量の局所麻酔の元で行いますが、術中痛みを感じる事はありません。1本埋入するのにかかる時間は、10~15分程度です。術後の出血・痛み、腫れは術後処置を行いますのでほとんどありません。

保証制度を導入しています

インプラント治療は、保険が適用されない高額な治療です。治療を受けられる皆様によりご安心頂くため、保証制度を導入しています。

デジタル技術Technology

ガイドシステム

現在、当院では下記の3システムを使用し、インプラント埋入方法として導入しております。

X-Guide(インプットナビゲーションシステム)

デンチューム、メガジン両方の材料で使用

ソケットリフト

メガジンの材料のみで使用

ガイドシステム

デンチュームの材料のみで使用

インプラントを埋入する際のCT診断によるシミュレーションを口腔内で再現できるシステムです。当院では、歯型をスキャンしてデータ化し、CTデータと重ね合わせます。

その後、最終補綴を最適な位置に来るようにインプラントの位置をコンピューター上でシミュレートすることで、より良い位置に埋入が行えます。

また、このインプラントガイドシステムにより、切開や抜歯の必要がないフラップレス手術が可能なため、患者様の負担が大いに軽減されます。

インプラント治療あれこれIMPLANT

インプラント治療は個々の症状に合わせて様々な方法があります。
以下のような症状の方に合った方法をご紹介いたします。

インプラントの一般的な手術

歯を喪失し、入れ歯やブリッジを必要とされる方におすすめ!

歯を喪失した時の治療例

歯を失った時、どのような治療法を選択しますか?大切なのは、隣接する歯や噛み合わせる歯の条件によって最も適正な処置、すなわち機能と審美性を回復する方法を選ぶ事です。

歯を喪失した時の治療例

ブリッジの問題点

  • 健全歯を削る事で歯の寿命が短くなります。(最大の問題点)
  • 健全歯の神経を損傷させることがあります。
  • 清掃性が悪いので、虫歯の発生を誘発します。

インプラントの優れた点

  • 残った歯に負担をかけません。
  • ほぼ自分の歯と同じ感覚で使用可能です。
  • 機能と審美性を回復することができます。

入れ歯の問題点

  • バネをかけた歯に負担がかかります。
  • 反対側の歯にもバネが必要なので、床が広くなります。
  • 味覚、温熱の感覚が鈍くなります。
  • 嘔吐反射を招く場合もあります。

ワンデイインプラント

手術をしたその日から固定式の仮歯が入ります!

ワンデイインプラントの流れ

上下の顎の骨に6〜8本のインプラントを埋入することで、手術をした当日から固定式の仮歯を入れることが可能です。骨の状態が良好な場合は、歯ぐきの切開や縫合が不要なので、手術時間が大幅に短縮され、術後の痛みや腫れも少ないです。

01歯周病等の原因で、全ての歯を喪失しました。

上顎の場合

上顎の場合

下顎の場合

下顎の場合

02インプラント埋入後すぐにインプラントとかぶせをつなぐ支台を装着し、前もって製作しておいた仮歯を合わせます。

上顎の場合

上顎の場合

下顎の場合

下顎の場合

03仮歯は手術当日に装着するため、その日から食事をとることが可能です。

上顎の場合

上顎の場合

下顎の場合

下顎の場合

All-on-4(オールオンフォー)

総義歯に不満をお持ちの方に最適!

All-on-4(オールオンフォー)の流れ

上下の顎の骨に最少4本のインプラント体を埋入する事で、全ての人工の歯を支える事が可能です。この際、奥のインプラント体を斜めに埋め込むのが特徴です。手術当日から固定式の仮歯を入れる事が可能なので、特に入れ歯でお悩みの方にオススメの方法です。

01現在総入れ歯を使用中、または全ての歯が抜歯になり入れ歯の作製が必要な状態。

上顎の場合

上顎の場合

下顎の場合

下顎の場合

02上下に各4本のインプラント体を埋入。インプラント体を斜めに埋め込む事により、噛む力をインプラント上に広く均等に配分できます。

上顎の場合

上顎の場合

下顎の場合

下顎の場合

03手術当日に仮歯を装着するため、その日から食事をとることが可能です。

上顎の場合

上顎の場合

下顎の場合

下顎の場合

ポジショナー義歯POSITIONER

インプラントを利用した義歯です。
インプラントと義歯の内面に装着した特殊なゴムが強固につく為、外れにくく痛みがでにくいのが特徴です。

義歯

入れ歯、ブリッジと
インプラントの違いDIFFERENCE

入れ歯

入れ歯

方法

クラスプと呼ばれるバネで支えたり、金具を健康な歯に引っ掛けて固定します。取り外しができて、手入れが簡単です。ブリッジのように歯を削る必要はありませんが、構造的に外れやすく、違和感があります。

咬む力もブリッジに比べ弱くなります。

メリット

ブリッジでは適応できないような大きな欠損に有効です。ブリッジのように健全な歯を削らずに補う事ができます。削る代わりにバネで固定する場合もあります。

デメリット

バネによる隣の歯への負担が大きくなります。噛む力が健康な状態に比べ、弱くなります。また取り外して手入れをする必要があります。入れ歯はすぐにガタつきやすく、違和感もあります。

また、食べ物が挟まって口の中が不衛生になりやすいです。

費用

使用する材料により、保険適用のものと適用外のものがあり、費用が異なります。保険適用外のものは自由診療となり、高額となる場合もあります。

ブリッジ

ブリッジ

方法

健康な歯を市中にして歯のない部分に橋(ブリッジ)をかけて固定します。部分入れ歯に比べれば安定していて咬む力も回復します。しかし健康な歯を削る必要があります。

メリット

固定式なので装着していてもあまり違和感はありません。人工の歯の素材を選択する事により、天然の歯に近い、審美的な修復が可能です。

デメリット

ブリッジを支え固定するために、両隣の歯を削る必要があります。支えになる歯には大きな力がかかり、将来的にその歯を失うことの原因となる場合があります。ブリッジの端の金具の部分と歯肉との間に食べ物のカスがつまりやすく、口の中が不衛生になりやすいと言われています。空気が漏れて発話がしにくい場合もあります。

また、すぐにガタつきやすく、違和感があります。

費用

使用する材料により、保険適用のものと適用外のものがあり、費用は異なります。保険適用外のものは自由診療となり、高額となる場合もあります。

インプラント

インプラント

方法

インプラントは、緻密な判断と治療計画のもと、外科手術により顎の骨に埋め込みます。埋入したインプラントと骨がくっつくのを待ち、歯を取り付けます。治療後は、しっかりとしたホームケアが重要となってきます。

上顎の底部で骨吸収が起こって既存の骨が~5.6mmしかない場合、1.2~3mm、3~4mm、5~7mmの3段階のケースごとに使用するインプラントを選択します。

メリット

入れ歯や指し歯、ブリッジに比べて審美性に優れ、まるで自分の歯のような使い心地で、味覚を損なう事もありません。天然歯への影響もありません。

デメリット

治療そのもののデメリットはありませんが、インプラントは外科手術の中では高度な技術や経験が要求されます。また、保険外治療の費用となります。

費用

インプラント治療を行う本数や治療方法によって費用は異なりますが、あくまでも健康保険の対象外なので、自費診断の費用になります。なお、一般審査、前処置は保険適用内となっています。

割引

当院では75際以上の方はインプラントの割引があります。詳しくは受診時にお尋ねください。